大平俊介 大学受験勉強法マニュアル

大学受験勉強は時間を費やせば成功するわけではない

大学受験勉強において、成績をアップさせ、自分の志望校に合格するためには長時間机に向かって勉強すれば良いと考える人は少なくないでしょう。学校から家に帰ってきて、夜遅くまで勉強する、睡眠時間を削ってでも時間を確保するといったことが受験勉強には必要と考えられるのが浸透しているかもしれません。

 

 

しかし、毎日10時間以上どんなに長時間机に向かっていても、勉強法が正しくなければいつまでも成績が上がることは難しいでしょう。

 

 

勉強したつもりでいるだけでは、効果は限定的になってしまいます。成績をアップさせるかどうかのカギは、時間ではなく勉強の質です。これを外していると試験本番を迎えても勉強したことが身に付いていないので、自分で答案用紙を書く力がなくてうまくいかなくなってしまうわけです。

 

 

一方で勉強時間が短時間でもしっかりと成績優秀な受験生もいます。いつも部活動や課外活動に取り組んでいて、休日も適度に遊んでいるけど、いつも成績上位者という同級生を見ていると、いつ勉強していのか?と思うでしょう。それはたいていは時間ではなく、勉強の質が高いから、そうした結果が伴うのです。

 

 

大学受験勉強において大事なことは、勉強時間よりもその質を重視すること、そして勉強の質を高めて取り組むこという点です。